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【角部屋】マンション売却のノウハウ ~高額売却のために~

この記事をザックリいうと

マンションの角部屋。

普通の部屋を比較した場合、評価は高いのでしょうか?


『マンションの角部屋は人気がない』『角部屋は売りづらい』という説を唱える人もいますが、角部屋は人気が高く高値での売却がしやすい傾向にあります。



本記事では『角部屋』の不動産マーケットでの評価のされ方と、上手な角部屋の売却方法について説明していきます。



この記事の対象者


『角部屋のマンション内での評価はどうなの?』

『角部屋は高値で売却できるの?』

『角部屋の具体的なメリットって何なの?』




・・・という、疑問や悩みをお持ちの方が本記事の対象者です。


マンション査定の評価、実際の買い手の評価には様々なポイントが存在します。

立地、築年数、階数、部屋の広さと間取り、物件の劣化状況などです。

そして、同じ階数であっても「角部屋」と「それ以外の部屋」では評価が異なってきます


今回は「角部屋」をめぐる不動産売却の実情について、解説していきましょう。



【目次】

1.「角部屋」の定義とは?

2.「角部屋」のメリットとは?

3.「角部屋」のデメリットとは?

4.マンションの「角部屋」の価値とは?

5. 最も評価が高い「角部屋」は?

6.「角部屋」であることを広告でアピールしましょう! 


私たち「わくわく不動産・マンション売却部」とは?


こんにちは。

私は世田谷を拠点に『正しい不動産・売買情報』を発信するわくわく不動産小野田コーイチです。


「中古マンション売買」という専門性が必要な領域の事象に関しまして、プロの不動産会社のエージェントの視点から解説していきます。




「角部屋」の定義とは?


「角部屋」の定義とは何でしょうか。

その名のとおり、角(かど)に面している部屋となります。


具体的には、外部に面している壁面が2面以上ある事です。

つまりバルコニー面だけでなく、もう1面が外部に面している状態です。


「角部屋」と「中間部屋」

上記の「角部屋」以外の部屋は、「中間部屋」と総称されます。

「中間部屋」は両サイドが隣の部屋に挟まれていますから、外部に接しているのはバルコニー面の1面のみとなります。



「角部屋」のメリットとは?



「角部屋」は「中間部屋」に比べて人気が高く、同じ階数であれば「中間部屋」よりも高値で売却される傾向にあります。

では、「角部屋」には具体的にどんなメリットが存在するのでしょうか。




メリット①:風通しの良さ

「角部屋」は外部に面している壁面が2面あるため、風通しが良くなります。


これが「中間部屋」になると、バルコニー面しか外部と接していないため、風が抜けにくくなり、風通しの悪い状況になってしまいます。


暑い時期などに、マンションの共用廊下を通ると、玄関ドアを少しだけ開けている部屋をしばしば見かけます。それだけ「中間部屋」は風通しが良くないのです。


メリット②:騒音が少ない

両隣りが隣の部屋に面している「中間部屋」とは異なり、「角部屋」は隣と面している壁が1面しかないため、騒音も緩和されます。

廊下の一番奥に位置することから、部屋の前を他の住人が通過することがありません。

エレベーターからも遠く、深夜に外廊下の足音や人の話し声が気になることも少ないでしょう。「角部屋」は、マンション内部からの騒音が少ないのが特長です。


メリット③:陽当たりと眺望の良さ

「角部屋」は2面の窓から採光できるので、日当たりが良くなります。

「中間部屋」は、南向きのバルコニーの住戸であっても、反対側の部屋は北向きの窓だけになり採光は望めません。


「角部屋」は2面の窓から景色を眺められるので、眺望も良くなる傾向にあります。

部屋の中が明るく、開放感があるのが「角部屋」が人気の高い理由の一つでしょう。


メリット④:ゆとり設計の部屋が多い

「中間部屋」と比較すると「角部屋」は間口の幅を取りやすくなります。


そのため、「中間部屋」は縦長で廊下の長い間取り、「角部屋」は正方形に近い廊下の短い設計が可能になってきます。


マンションの間取りの設計は、縦長よりも間口の広い横長の方が設計の自由度も高く、魅力的な間取りを作りやすくなります。


廊下に無駄な面積を取られない分、部屋や洗面スペース、収納などにゆとりがある設計になっていたり、ちょっとした間取りの違いの部屋となっている物件も多くあります。

「角部屋」は、玄関の前が他の住人の通路にならないため、広めのアルコープや門扉が付いている部屋も多くみられます。


「中間部屋」にはないプライベート感や、プラスアルファのスペースがあることは、売却時の大きなセールスポイントとなるでしょう。


メリット⑤:高値がつきやすい

上記のようなメリットがあるため、「角部屋」は「中間部屋」より人気です。

そのため高値で売却しやすい傾向にあります。


同じ階数の「中間部屋」と比較すると、3%ほど高く売却することが可能と不動産業界ではいわれています。


マンション自体の立地が良い、バルコニーの向きや、眺望が良いなど、好条件の揃った「角部屋」であれば、3%以上の高値で売却できるケースもあります。


「角部屋」のデメリットとは?

「角部屋」には多くのメリットがありますが、同時にデメリットも存在しています。

「角部屋」を売却する際は、売り主側が部屋のメリット・デメリットを認識しておくことも大切です。

その上で、デメリットの払拭方法を事前に考えておきましょう。


デメリット①:冬は寒く夏は暑い

「中間部屋」に比べて開口部(窓)の面積が大きく、外気に接する壁面も多いため、寒暖の影響を受けやすくなります。

「中間部屋」よりも、冬は寒く、夏は暑くなります。

築の新しいマンションでは、「角部屋」だけ遮音や断熱効果の高いサッシやガラスが設置されていることも多くなりましたが、断熱効果のあるカーテンなどを利用するのも良い対策方法です。


デメリット②:外からの騒音

マンション内部の生活音は軽減される「角部屋」ですが、窓が多い分、外部からの音は入りやすくなります。

特に、道路に近い「角部屋」は、車のエンジン音や通行人の声などが気になることもあります


デメリット③:家具の配置が難しい

「角部屋」は窓が多く壁面が少ないため、家具の配置が難しくなります。

マンションの構造によっては、「角部屋」は梁(はり)や柱の出っ張りが大きくなる場合もあり、テレビや家具の配置に悩むことも少なくありません。


デメリット④:防犯上の心配

フロアーの中で一番奥まって、プライベート感がある反面、「角部屋」は死角になりがちで、空き巣などの侵入者に目をつけられやすい面もあります。

共用廊下から、玄関の入り口が見えにくい場合や、部屋の外周りが、植栽などで遮られている部屋は特に注意が必要です。

窓を開けたままの外出は避け、防犯センサーのセットを必ずおこなうなど、防犯に配慮する必要があります。


マンションの「角部屋」の価値とは?

「角部屋」の価値は「希少性」といえるでしょう。


大規模マンションなど戸数が多い建物の場合、ワンフロアーに多くの部屋が並ぶ形になり、ほとんどが「中間部屋」で「角部屋」は2割程度になってきます。


新築マンションの販売では、「中間部屋」よりも「角部屋」を希望する人が多く、数が少ない「角部屋」は、抽選販売になる確率が高い部屋です。


希少性があり人気も高い「角部屋」は、同じ階の「中間部屋」に比べて資産価値も高くなります。


最も評価が高い「角部屋」は?

まず、基本的にマンションで最も価値が高いのが、南向きバルコニーの部屋になります。


次に東向きバルコニー、西向き、北向きの順になります。この価値基準は「角部屋」でも同じで、メインのバルコニーの向きによって価値が変わってきます。


最も価値の高い角部屋は「メインバルコニーが南向きで東面にも窓がある・南東の角部屋」ということになります。


価値の高い分、人気もあり、価格的にも一番高値がつけられます。


では、角部屋のパターンと特徴をみていきましょう。


◎パターン①:南東の角部屋(南バルコニーと東面の窓)

朝から午前中にかけて東から日が入り、昼から午後にかけて南から日が入ります。

「角部屋」の中で一番日照時間が長く、人気も高いのが「南東角部屋」です。

価格的にも一番高値になります。


◎パターン②:南西の角部屋(南バルコニーと西面の窓)

昼頃から南の日照があり、午後から夕方までは西から日が入ります。

冬でも洗濯物がよく乾くのがメリットです。

しかし、夏は一番熱い時間帯に日が当たり続けるため、室内に暑さがこもりやすいデメリットもあります。


◎パターン③:北東の角部屋(東バルコニーと北面の窓)

日当りは朝から午前中だけになり、日照時間は少なくなりますが、夏でも室内が熱くなりにくい部屋です。

「東南角部屋」より価格は安くなり、共働きなどで、日中の日当たりにこだわらないという人には好まれます。


◎パターン④:北西の角部屋(西バルコニーと北面の窓)

午後から夕方までの短時間の日照ですが、西日が部屋の奥まで入るため、冬は西側の部屋が暖かくなります。


◎パターン⑤:北にメインバルコニーがある角部屋

メインバルコニーからの日照は皆無です。

東に窓がある場合は午前中、西に窓がある場合は午後からの日照です。どちらにしても日照時間は短く、価格的には一番安くなります。


条件が悪い「角部屋」の対処法

北向きにバルコニーが面する「角部屋」は不人気な傾向にあります。


「北西の角部屋」は特に人気がありません。


北面は、陽当たりが悪く寒い印象を持たれます。


西面は、西日が強い印象を持たれてしまうからです。


こういった場合、実際に暮らしている中でのメリットとデメリットを伝え、実際の印象やデメリットの対策を率直に伝えることが効果を発揮します。


例えば、北面でも暖房器具があれば全く問題がないこと。


直射日光は望めない北面ですが、前面に建物や障害物がなければ、部屋の中の明るさは確保できているはずです。日中に照明を使う必要はないことを伝えましょう。


高層マンションやタワーマンションなどの場合、北面をデメリットと考えない傾向があります。日照の良い南向きの部屋よりも、眺望の良い北向きを選ぶ人が多くいます。


また、西面の夏の強い日差しも、ブラインドで回避できる等の対策方法も、しっかり提供しましょう。


逆に冬は、午後からの西日が部屋を暖めてくれるのが西面の魅力です。西面のメリットもしっかりと伝えてあげましょう。



「角部屋」であることを広告でアピールしましょう!

マンションの買い手は不動産の素人(しろうと)です。

物件の図面だけを見て、すぐに「角部屋」であると認識できない人が大部分です。


ですから、広告では「角部屋であること」を実際の文字とデザインで全面的に打ち出しましょう。


インターネット広告や紙のチラシでも「角部屋であること」を分かりやすく印象的に表現してみてください。


中古マンションを探している買い手の中には、新築時には高額で購入できなかった「角部屋」を、新築時よりも価格が下がる中古で、何とか手に入れたい!と考えている人もいます。


そのような、「角部屋」に特化した買い手の目に留まりやすい広告にしていくことで、スムーズな売却ができます。


また、前述した「角部屋」であるメリットも大いに盛り込んでください。


魅力のある間取りであれば、間取り図は大きめに掲載し、部屋の良い点をしっかりと記載しておきましょう。


内覧時の工夫

内覧時は実際にリアルな体験として「角部屋のメリット」をアピールしましょう。


窓を開け、風通しの良さを見学者に体感でリアルに感じてもらえれば、購買意欲も強まるでしょう。


マンションの見学者の中には、戸建てからの買い替えを検討している人や、戸建てかマンションか比較検討中の人もいます。


戸建てに比べて、マンションは閉塞感があると思い込んでいる人も多くいます。


しかし、「角部屋」の日当たり、風通しの良さは、戸建てにも劣りません。


むしろ上階の「角部屋」であれば、マンションでしか味わえない開放感あふれる眺望を手に入れることができるのです。


「戸建派」の人にもおすすめできるのがマンションの「角部屋」です。


できれば、日当りが良く、部屋内が明るい時間帯に見てもらうなど、部屋のコンディションが一番良い時間帯に、見学をセッティングしてもらいましょう。


上手に部屋の良さをアピールすることで、高額売却が可能になるのです。



「わくわく不動産」で角部屋を高値売却!

「角部屋は売りづらい」等という根拠のない噂もありますが、上記で見てきたように「角部屋」はメリットが数多く存在し、人気の物件となります。


東京都内で「角部屋」の売却をご検討の方は、わくわく不動産へお問い合わせください。


私(小野田コーイチ)が所属するわくわく不動産は、“売り主のエージェントに徹し、売り主様の物件が早期に高値で売却できることのサポートを最大限いたします。


「売り主様の利益を最優先」「信用とクチコミで勝負」の弊社(わくわく不動産)には、お客様からの数多くの「感謝の手紙」が届きます。


「わくわく不動産」の特長と強みに関しては下記の関連ページをご覧ください。




(関連記事:「なぜ『わくわく不動産』がオススメなのか?」)


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【おわり】



備考:「マンション最上階」も人気です

今回ご紹介したように、同じマンションでも条件によって人気と価格は異なってきます。

そして「角部屋」と同様に人気が高いのが「マンション最上階」の物件です。


マンション最上階の物件の概要に関しましては、下記の関連記事をご覧ください。(関連記事:【マンション最上階】やっぱり売却に有利? ~そのメリット&デメリット~)





備考:わくわく不動産を支持するお客様の声と評判

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小野田コーイチ

小野田コーイチ

岡山県出身。青山学院大中退。 不動産業界に約30年。売買仲介、賃貸仲介に幅広く精通。 仲介だけでなく物件の買取、相続不動産案件、リフォーム提案、投資案件まで対応可能なマルチ・プレイヤー。 自身の不動産会社を経営した経験もあり、その知見は一般的な不動産営業マンと一線を画す。 2012年よりわくわく不動産の『専属不動産エージェント』として業界に新たな風を吹き込んでいる

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